支援団体の空
日本にも世界にも様々な支援団体がある。
ツイッターを見ていて流れてきた宣伝ツイートのコメントを見て考えたことを書く。
下記は国際規模に活動している団体の日本版アカウント。
宣伝ツイートの反応は次のようなものだった。
マイナスコメント
・日本にも目を向けてほしい、日本人への支援が先
・お金の流れを公表すべき
・怪しい
・他国に干渉するな
・その国がどうにかするべき
・広告費が無駄(マージン・中抜きいくら?)
プラスコメント
・前から参加しています
ツイッター上の支援団体の広告というのはどんなものにしろ批判が多い
なぜか?を考えて見た。
支援しない自分を正当化したい
人間が非行動的になるのは、行動することに危険や不安があるときか、
行動するのが面倒なとき、利益がないときだ。
支援団体というのはその実態をすぐに把握することはできない。
よって不安や面倒という感情が起こりやすい。
不思議なことに人間は言い訳を考え出す。
行動しないのは自分が原因なんじゃない、支援団体が原因だと。
支援はするもしないも自由だ。でもするつもりがないのに視界に入ってくると嫌な気持ちになったり、反発したくなるのだろう。
自分が救われないことへの不満
疲れて余裕のない人間は自分から遠い存在を支援することはできない。
むしろ自分に手を差し伸べてくれないことに不満を抱く。
「個人の自由、尊厳」をという声を上げることはできるようになってきても、
それを受け入れることは遅れているように思う。